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結婚というかたちの意味。

自由って何だろう。
ふとそんなことを考えさせられる、ニュースでした。

感情的には同情できるのだけれども、どうも慰謝料を請求する女性の行動が理解できない。
ならば何故、『自由な関係』を選んで継続していたのか…???
単なる男女のかけひきのひとつだったのか。
途中で片側の気持ちが大きく変わったことがあったのかもしれない。
それに相手方が応じようとしなかったのかもしれない。
もしかしたら、そんなすれ違いの様なことが交互にあったのかもしれない。
詳しいことは何も解らないけれど…。

この判決は、束縛しあわない、という関係に慰謝料は存在しないということか。

確かに、『自由には責任を』負うべきである。
小学校の頃、4年間も担任をしてくれた私の恩師のくれた訓戒。
何をするのも自由である。だがその自由には責任が必ず伴うのだ、と。

自由に行き来したい、という関係は各自の身勝手な思いから出たもの。
自由であるためには、女性は相当強くならなくてはならない。
おそらくお互い束縛しないということは、イコール慰謝料を請求しないということでもあるのだ。


結婚しないパートナー関係、一方的破棄でも慰謝料認めず - asahi.com : 社会
               書きたいことが書ききれなかったので、追記しました。2004-11-20



きっと、結婚の誓いの重さに対して慰謝料が発生するのだろう。
私自身、結婚という足かせの中に生きることにかなり抵抗を覚えた。
この人たち同様、束縛しあわない関係に限りない憧れを禁じえない、そういう人間でもある。
「結婚=人生の墓場」という図式が私の中にできあがっていたから。

だからこそ、結婚は非常に真剣な決断だった。
そしてもうひとつ、『神の前で何かを誓う』、などということは自らの人生において初めてのことでもある。
それは滅多にないこと。
軽々しくはとても言えない、言ってはいけないことだとかなり重く感じていたのをふと思い出した。
たったひとこと、なのに。
『はい。』と言うだけの言葉がとても重かった。


追記:結婚の足かせと、独身であることの足かせの両方が結局、存在する様に思える。
 きっと、結婚することで初めて得られる自由と、独身であることで得られる自由のふたつが、あるのだ。

by my-shop | 2004-11-19 10:56 | 時事ニュース