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JR事故~日勤教育による「いじめ」

日勤教育は、電車の遅れなど問題となった状況を振り返り、原因を考えるリポートを、電車区の区長や助役が勤務する部屋の一角で書かせるものだ。リポートだけでなく、草むしりや窓ふき、ペンキ塗りの作業まである。

 耐えきれず、01年に自殺した男性運転士(当時44)もいる。その運転士が日勤教育を受けさせられた理由は、京都駅で約50秒、発車が遅れたというものだった。

 父親(74)は日勤教育による「いじめ」が原因だったとして、JR西日本側に損害賠償を求める訴訟を起こした。2月の大阪地裁判決は会社側が自殺を予見することはできなかったとして請求を退けたものの、日勤教育が自殺の原因だったことを認めた。

 判決の認定によると、日勤教育の間は、月額約10万円の乗務手当が支給されず、収入が減る。終了の判断は区長の裁量に委ねられるため、本人にはいつ終わるか分からないという。 男性は1日に7本ものリポートを書かされ、「給料をもらって勉強しているのでしょう」と助役に言われたという。4日目には休暇を取り、自宅で首をつった。

 この判決を不服として、大阪高裁に控訴している父親は今回の事故について「大きく遅れた運転士には『やってしまった』という気持ちがあったのでは。おどおどした気持ちでなく、安全運転に専念できる職場環境が必要だ」と話した。


今回の考えられないショッキングなJR事故の背後に、やはり会社組織内に大人社会のいじめ体質があったことがうかがえる記事。
臭うな、とは思いましたが…やっぱりね。約50秒の発車おくれで、この有様では。
誰も、JRに入社しないな。今後。


大人たちがこんな風に実社会でいじめを実践し続ける以上、子供達の社会にいじめがなくなることはないのでは。
大人がまず良い見本を示していないのでは、ナンセンスね。

asahi.com: 遅れ回復の120キロ走行、運転士の常識 JR宝塚線-社会



ちなみに、わが夫のもと職場も同様。
2年前の夫の出来事も、いじめという言葉以外適切なものを私にはイメージできませんでした。
会社勤務はしたことのない私。これが、会社の実態なのか?
「上司全員、素手でなぐっていい?」…と女だてらに当時思った程です。
幼少時は4つ上の兄に鍛え上げられ現在も時々思い出した様に鍛えてるから、たぶん予想よりは痛いよ?私のパンチ。(虚弱体質なんだけど。)


―考えられないくらい無神経な、医師による診断。(彼は確か「副院長先生」でしたが。)
 忘れもしない、医師の診断後の言葉。要二週間の入院と説明を受けショックを受けてる間もなく、
 『手術するのッ?しないのッ?早く決めてッ!?』…(←あ、もー結構です。バイバイ!て感じでした。手術云々その前に、「職業は何?会社に出す診断書いるね?」とかないのか?)

 現状、1日だって休みをとるのが難しい会社なのに、二週間どうやってとるんだよー!
病院は即、かかりつけ医に紹介しなおしてもらって、替えました。

「ひとりでも店長、休み交代は不足」…の現状であるにも関わらず、
 網膜はく離で失明の恐れがあること、良い方の眼も視力低下し同じ心配があること、
 以上を夫が報告した上司から帰ってきた言葉は、
 「すぐ入院して手術すれば~?」。(←中学生かよ。上司が部下に言うセリフじゃあない。)
 具体的に、「すぐ休みをとれ。後の事は心配せず、こちらにまかせろ…」とか一切ナシ。

 「通勤が危険だから、近くにすぐ配属を変えよう」とかもナシ。(=ちなみにこれは極当たり前の措置。危機管理意識、まったくナイな。この会社。)


こんなWパンチ状態のままひと月、同じ環境で(かつ失明という本人にとってショッキングな心理的ストレスがかかった状態で)勤務を続けた夫は、たったひと月で驚くほど視力が低下してしまう。0.04まで低下。もちろん、視力矯正は不可能。
こんな風に網膜を酷使して傷めてしまってると、手術してもあまり効果が期待できないそうです。術後、再剥離するケースも少なくないそう。

…20年以上、マジメにコツコツ無遅刻無欠勤で、馬鹿みたいに勤めあげたあげくがこれじゃあ、ホント報われないね(涙)
おまけにこの間10数年、働きながら寝たきりになった母親の介護もした夫。

きっと、晩年いいことあるよ…絶対君は!
…宝くじが当たるとかぁ???
(やっともらった嫁さんは、期待はずれの「ハズレくじ」だったろうけど♪悪いね!)

by my-shop | 2005-04-29 16:00 | 時事ニュース